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本州編 「最後まで諦めないで」

日程 8/17 ~ 8/19
ルート 福岡~山口~島根~広島
~島根~鳥取~岡山~鳥取~京都
走行距離 1,056 km
累計距離 3,983 km


第14日目 (8/17)
福岡~山口
詳細 走行距離 219km, 累計距離 3,146km

関門トンネル100円は換気用の扇風機がついておらず、大変空気が悪い。
トラックの後ろを走ってたせいもあるだろうが、若干息苦しかった。

帆万里汐さいの湯500円は温泉の湯が海水でショッパイ。
温泉内にカニやバッタがいたり、露天風呂への扉がやけに開けにくかったり、蜘蛛の巣が張ってたり、扇風機等にホコリが溜まってたり、あまり管理が行き届いてない。
何か俺、姑みたいだな・・・。

山口県庁で友人A君と待ち合わせ。
ありがたいことに、地元山口を案内してくれるらしい。
まずは秋芳洞1,200円に連れていってもらう。
大変大きな洞窟で、今までの鍾乳洞と規模が違う。鍾乳石もでかい。
千枚皿が特に変わっており、洞内の河川もきれい。
冒険コース300円は軽いロッククライミングをしただけといった感じで、距離も短く少し物足りない。

秋吉台の緑や岩肌は大変美しい。
A君には車で案内してもらっていたが、バイクで走ったらもっと気持ちいいんだろうなと思いを巡らす。
駐車場内のトルコアイス屋でヘーゼルナッツ味のトルコアイス300円を購入。
トルコ人のおじさんと世間話をしながら食す。美味しい!

回転寿司AKIYAMAは客が少なかったためか回転しておらず、オールオーダー制。
アボカドがめちゃめちゃうまい。

山口県庁に戻ってA君に別れを告げ、今後の行程を考える。
先ほどの秋吉台が印象深く、自分自身でも走ることにした。
カルストの風景は少しの間しか見れないが、やはりきれいだ。

  

疲れが溜まっていたので、今夜は明るい内にテントを張ることに。
道中の夕陽が赤く美しい。写真は間に合わず。。
キャンプ場は閉まっているらしく、地元の人に許可を得て海岸沿いでキャンプ。
今日はしっかり眠れそうだ。
水ぶくれがかゆい。


第15日目 (8/18)
山口~島根~広島~島根
詳細 走行距離 364km, 累計距離 3,510km

須佐ホルンフェルスは長年に渡って堆積したのだろうか、綺麗な縞模様を作り出していた。
海もきれい。

    

(アナログの中にデジタルが!・・・この感動伝わるかな?)

蟠竜湖を周回すれば湖がきれいに見えるかと思いきや、木が生い茂っていてまったく見えない。。
一部の展望広場からパノラマ風に山や空港は見える。
途中で体部が緑色、羽が黒色の珍しいトンボ?を見つけた。
結局ホテル前の広場から見る湖が一番きれい。
時間と体力を無駄にしたかも・・・。

    
(左と中央は周回コースから、右はホテル前から)
  
(周回コースから、右は萩・石見空港)

バイクも通れる吊り橋が地図に載っていたので行ってみることに。
なんと車も通ってるではないか!でも少しきつそう。。

道の駅サンエイト美都で柚子冷麺720円を注文。
冷麺は柚子の香りがしていて美味しい。
でもお腹痛い。。疲労からだろうか・・・?

三瓶山は頂上が青々しくてきれい。
周回道路もヒンヤリしており、走っていて気持ち良い。

志津見ダム展望広場から建設中のダムを見下ろす。
見晴らしが良く、少し興味深い。

ばあちゃんに事故られかける。
今までのバイク生活で一番に危なかった。。。
これはぶつかったと覚悟したが、ギリギリで何とかよけることができた。
左カーブの先にある左側駐車場には要注意!

立久恵峡は頂上に岩肌が露出していて迫力がある。
屋久島のタチュウ岳もこんな感じなのだろうか?

島根ワイナリーの試飲コーナーは魅力たっぷり!
バイクじゃなければがぶ飲みしていたのに・・・ほんと残念。


(これが沢山並んでいた)
葡萄神話ENMUSUBI 684円と葡萄ワインゼリー210円を購入。
ワインゼリーはすぐに食す。美味しい。

出雲大社でお参り。
一度参拝したら、それが本堂でなかったことに気付き、駐車場から再度参拝に行く。
滝を見に行くも、水路は枯れ果てており、これより先は無断で入山するなの立て看板。
なんだこれは、がっかり。。

日御碕からの日の入りは大変きれい。
水平線に日が落ちていく。
落ち始めたら後は一瞬。すぐに見えなくなる。

    

薄暗い中の県道23号はとても辛い。
こんなに細い道だとは思わなかった。。

そば屋を探すもよくわからず、そば焼酎の看板のある店に入る。
あいにくそばは扱ってないらしく、天ぷら定食1,000円を注文。
エビを中心とした天ぷらに、しじみ汁や酸味のきいたサラダっぽいのが。
お腹いっぱいです。

本庄はコンビニ併設の道の駅だった。
若干気まずいが、他に寝れそうなところがないのでテントを張る。
必要以上に人が集まるから微妙だ。。

明日は自宅まで頑張るか、どこかでキャンプをかますか・・・?


第16日目 (8/19)
島根~鳥取~岡山~鳥取~京都
詳細 走行距離 473km, 累計距離 3,983km

みるくの里は牛がいるも、まだ開店しておらず。
視界は開けており、牧場と大山の光景はきれい。

鬼女台展望休憩所からは周辺の山々が見えるが、モヤがかかっていたため、それほどきれいでもなかった。


(道中の県道45号から大山を眺望)

道の駅蒜山高原では蒜山ジャージーの飲むヨーグルト100円と蒜山ミックスチョコレート105円を購入。
建物内で少し休憩する。
近くの塩釜冷泉はマナーが悪い等の理由により、現在はくみ取りを禁止しているよう。
冷泉でできた川には魚も住んでいた。

弥留気地蔵は少し細い路地の先に、ひっそりとあった。

福井展望台は道路に隣接しているただのパーキングエリア。
島々の光景は確かに良いが、水が汚れていてすべてが台無し。。

鳥取砂丘はなかなか迫力がある。
砂丘の一部に草原が広がっている光景も、なんとも言えない。
比較的急な斜面を頂上まで1人タイムアタック!記録は80秒。

    

tea room NAKANOでたこ焼きセット650円を注文。
壁一面がガラス張りとなっており、視界は開けているが海は一部しか見えない。
パパイヤシェイク430円が美味しかった。

小天橋は何が小天橋なのか、どれのことなのかよくわからなかった。

天橋立から見た夕日はきれい。
少し歩くも、徒歩では時間がかかるということで引き返す。

近くの半島から見る天橋立が絶景との情報から、暗くてやや恐いトンネルを越えて行くが、すでに真っ暗でどれが天橋立かわからない。。

瑞穂近辺を走っていると、急に動力がなくなり、後方からカラカラと音が聞こえてきた。
感覚的にチェーンであることはすぐにわかった。
それと同時に、ついにこの時が訪れたか、俺の旅もここまでか、という思いが。
幸い後方から車は来ておらず、真横に街灯付きの小さいパーキングエリアがあったので、そこまで移動する。
バイクから降りて確認すると、チェーンが外れてダランと垂れていた。
徐々にチェーンが伸びてきていたのは知っていたが、ここまでひどくなっていたとは。。
外れたチェーンがどこかに絡まり転倒、とかにならなかったのがせめてもの幸いだ。
ここでテントを張って一泊し、明日業者に運んでもらう等も考えたが、チェーンが切れたわけではないので、もし直せるなら、低速でもいいからそれで走れるなら、行けるところまで行こう。
チェーンは意外にすんなりと元に戻せた。
アジャスターをレンチで回し、強引にチェーンに張りをもたせる。とは言っても少しの張りで、タルタルに変わりはない。
エンジンをかけ、一速に入れ、慎重にクラッチをつなぐ。
動いた。まだこいつは走れる。
もちろん事故って死にたくはないし、切れたチェーンでバイクを壊したくもない。
だから超低速、20キロ程度での走行なら、もしものときでも何とかなるだろう。
荷物を積み直し、慎重に、チェーンに優しい運転で、再度走り出した。
ギャップの少ない路面を選び、20キロ程度で慎重に走る。
1時間で10キロ強。少しずつではあるが、確かに前に進んでいる。
ゆっくりでいい、俺らのペースでいいから、少しずつ前に進もう。
ポイントポイントでチェーンの張りを確認し、少しずつ距離を縮める。

そしてついに帰宅!
本当にありがとう、お疲れ様。


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