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離島編 「大自然に囲まれて」

日程 8/10 ~ 8/13
ルート 屋久島~種子島
走行距離 446 km
累計距離 1,995 km


第7日目 (8/10)
屋久島
詳細 走行距離 135km, 累計距離 1,684km

朝起きると、目前に屋久島が。ついに来たか。

  
(左は種子島が、右は屋久島がうっすらと見える)

フェリーから降りてすぐの待合室で、島内の地図等を手に入れる。
船内で一緒にいた人に別れを告げ、観光センターへ。
開店まで朝飯のタンカンふくれ菓子150円を食べて待つ。
センター内では荒川にバイクで行けないことと、それ以外には行けることを確認しただけ。
登山靴のレンタルはやめた。
これではあえて観光センターに来る必要もなかった。

ハーレー乗りに教えてもらったとまり木を拠点として選び、まずテントを設営。


(上げ板のお陰で後の豪雨にも耐えられた)
明日の登山弁当の注文も済ませた。
一通りの説明を受けた後、身軽な荷物でいざ屋久島一周へ。

屋久杉自然館600円には屋久島のサンプルとか絵画が置いてあり、成長の違いとかが解説されている。
屋久杉伐採の歴史や道具も展示。

千尋の滝は展望台から遠くにあるので微妙。
それよりも道中に見つけた竜神の滝の方が身近で迫力がある。

    
(右は竜神の滝)

トローキの滝も視界が狭く、迫力はない。
ああ、確かに海に落ちてるわ、程度。

すぐ側のぽん・たん館で飲んだぽんかんジュース200円は美味しかった。

平内海中温泉100円は景色が最高。
前方に岩があるので立たないと十分に海は見えないが、波しぶきを間近に見ながら入る。
地元のおじいちゃんが入ってて、その人から地熱で湯が沸いてると教えてもらった。
ぬるくなく、十分に温かい。
女性も1名だけタオルを巻いて入ってました!


(合成写真)

フルーツガーデンに向かう道中にロータリーを発見。
宮之浦岳っぽい山を背景に記念撮影。

フルーツガーデン500円はガイドが一緒に回って説明してくれる。
でも少し早口で理解しきれない。
途中足を踏み外して泥沼へ。。。
一周後に待望の試食タイム。
パッションがすっきりと酸味が聞いてて美味しい。
思わずパッションフルーツジュース300円も注文する。美味しい。

  
(左はフルーツの試食、右はパッションジュース)

大川の滝は滝壺のそばまで行けて、水しぶきを全身で受け止めれる。
滝も滝壺も大変大きく、迫力もあり最高!
しばらくほのぼのしていた。
屋久島に来たらここは絶対に訪れるべし!!

  
(左は大川湧水の近く、右は大川湧水)
    
(中央と右は合成写真)

西部林道はゆったり20~30キロで。
ヤクザルやヤクシカを見ることができた。谷底に落ちてる車も。。
上に男性とタクシーの運ちゃんがいて、今落ちたのか、過去に落ちた車を鑑賞してるのか定かでなかったが、砂ぼこりを被った形跡はなくボディはきれい。
その後数台のパトカーとすれ違い、あいつやりやがったな、わき見運転もほどほどに。

うみがめ館300円はホルモン漬けや写真を交えた解説等あり、なかなか興味深い。

布引の滝は岩肌を伝う小柄な滝。
大川の滝を見た後ではやや物足りない。

  

八筈嶽神社へ通じる道は何とも言いがたく、興味深いが一人ではやや怖い。
行ってみると、洞窟内に神社が。すごい。
すごいけど、昼間でもやや怖い。
鳥居を越えたら靴を脱ぎ、靴下状態で奥まで歩く。
そんなに深くはなく、10m強。
でもやっぱり怖いので長居はできない。。

  
(左の中央に見える鳥居が神社)

志戸子ガジュマル公園200円は癒着しまくってて何とも言えない奇妙な光景。
天空の城ラピュタが脳裏をよぎるが・・・ちょっと違うか。

  

晩飯は宮之浦で見つけためし屋天天で焼魚定食(屋久サバ)1,000円を。
屋久サバはうまい!定食自体がうまい!
久しぶりのまともな飯。バランスの良い飯。

とまり木に帰宅後、風呂に入って、初の洗濯。やったー。
明日は縄文杉だ!!!


第8日目 (8/11)
屋久島
詳細 走行距離 43km, 累計距離 1,727km

暑さとワクワク感からか、十分な睡眠取れず。
朝飯は鹿児島名物じゃんぼう餅と惣菜パン。
じゃんぼう餅はみたらし団子の大きい版みたいなもの。
朝からやけに大便に行きたい。お腹の調子が悪いのか?

白谷雲水峡300円までの山道は、暗い中初めて走るのには路面的に怖い。
車幅が狭かったり、工事中だったり。

雲水峡に着いたら、既に10台弱の車が。
先をやられたかと、俺もすぐに出発する。

初めに2組を抜かして以降、俺の前後には誰一人としていない。
オンリーワンの中、薄暗い山道を歩く。
薄暗く良く見えないので、行きのトロッコ軌道辺りまでは写真を取ることもなく、基本的に歩き続ける。
辻峠を登り始めた辺りからお腹に異変を感じ、下りでついに痛くなってきた。
トイレは大分先までない。
そこまで我慢は・・・ってかもう無理。まじで限界。
ほんとごめんなさい。
・・・
・・・
・・・
草や土で出来るだけ隠す。
オンリーワンだからこそできた荒業。
ほんとごめんなさい。

少し回復したが異変は残っていたので、トロッコ軌道は人並みのペースでゆっくり歩く。
ある程度明るくもなったので、写真を取り始める。

  
(左は白谷雲水峡ルートと荒川登山口ルートの合流点)
  
(左はティラノザウルス、右はトリケラトプスが見える。。。のは俺だけか?)
    
(トロッコ軌道の分岐点など)
  

大株歩道にあるトイレに助けられる。
山の中にあるにしては綺麗なトイレ。
下痢気味だった。。でもこれで大分復活!

トイレをしている間に後ろに追い付かれるが、その後またオンリーワン状態を実現。
きつい階段や山道を登って行く。
道中の湧水で手や顔を冷やし、数口飲む。うまい!
途中何度か人とすれ違うが、大半は縦走してきた人であろう。

  
(ウィルソン株、右は株内から上方を眺望)
  
(左はヤクザル)
    
(左は大王杉、中央と右は夫婦杉、左は合成写真)
  
(右は魚が大口開けてるように見える。。。のは俺だけか?)

ついに縄文杉へ到達!
他の人は更に上に行ったか、折り返し、俺とすれ違った人だろう。
オンリーワン状態。縄文杉を独り占め。
取り敢えず写真を取る。
そうこうしてるうちにもう一名がやってくる。感動を分かち合う。
でかい、そしてたくましさを感じる。
昼用に握ってもらったオニギリを一つほお張る。
そして縄文杉を見つめる。
一瞬もやが晴れてくっきり浮かび上がったかと思えば、次に大粒の大雨。
やみそうにない。下山を決意する。

    
(左は展望台、中央は合成写真)

下山中、次々と登ってくる団体とすれ違う。
そのためにマイペースで下山出来ない。
これが噂の大名行列か。これが山で見る光景か。
早めに登りきって本当に良かった。

帰りのトロッコ軌道では休憩中のトロッコを見ることもできた。
楠川分れからは、行きに飛ばした風景を見ながらゆったりと。

    
  
  
(右は合成写真)

辻峠からは太鼓岩にも登る。
風が凄い。
そして、足を滑らせれば人生が終わる。
天気が悪く、視界はさほど広くない。

  

せっかくなので帰りは原生林コースを通ることに。
しかし予想以上に道が険しく長い。
さすがに足首や膝が弱音を吐いてくる。
縄文杉まで行ってきた帰りでは、そこまでの感動もない。
ただし、川のせせらぎは最高!!

    

(もののけ姫の森)
  
(くぐり杉)
    

普通12時間、早くても10時間と聞いていたので、太鼓岩と原生林コースも歩いて10時間強はまずまずの出来映え。
道中はほとんど雨か曇りだったが、都会とは異なり、雨に打たれても清々しい。
むしろ瑞々しい自然が見られて良かったのかも。
でも体力は消耗しているだろう。

湯の中で体全身を伸ばしたかったので楠川温泉300円に行くが、やや期待外れ。
こじんまりとした銭湯みたいな感じ。
もしかしたら島内の温泉はどこもこんなものなのかもしれないな。

こちらの豪雨はかなり激しい!
雨も風もすごく強く、テントから一歩も出る気になれない。
テントが壊れるかと思った。というか、お隣のテントは一部崩壊していた。。
上げ板の上にテントを張っていなければ、確実に浸水していただろう。
ここまでの豪雨は屋久島でも珍しいらしい。

晩飯代わりに登山弁当の残りのオニギリ2つと、カロリーメイト、グミを食べる。
明日どうするかは天気と体力次第。


第9日目 (8/12)
屋久島
詳細 走行距離 119km, 累計距離 1,846km

足の指先に水ぶくれが。やや痛い。
他の関係も考えて、タチュウ岳はやめることに。

屋久島環境文化村センター500円のスクリーンは大きく、迫力がある。
多少画面が小刻みにブレてるのが気になる。
疲れが溜まってるのか、たまにうっつらと。。

一湊灯台から見える海岸や水しぶきは凄い。
岩場にはポッかり空いた窪みに水が溜まっていて、何とも美しい。

    

縄文じいさんのアトリエ300円は部屋2つに原画やコピー、絵はがきとかが置いてある。
ほのぼのした雰囲気が好きになった。

横川渓谷は水が凄くきれいで、川の流れを見てるだけでも心地よい。
足だけつけたが爽快!
岩場の滑り台とかがあり、ちびっ子が楽しそうに遊んでいる。
水着を着て泳ぎたかった。

  
(右は天然のウォータースライダー)

西部林道で~、ヤクザルの群れに~、出会った~。

  

雨が降るなか湯泊温泉100円に入った。
奥にも湯船があり、波しぶきが風呂の中に入ってき、湯と海水とのコラボレーション。
景観も良い。

飛唐うどん1,300円についてきたトビウオの唐揚は、擂り身とかでなく、丸々一匹の揚げ物。
やや固めの魚肉だが、翼とかはカリカリしていて美味しい。
うどんは素うどんに近い。

とまり木で誕生日パーティが。
じゃんけんに勝ち、ケーキを頂けることに。屋外ですいかも食す。
その後は室内で12時過ぎまで談話。
ライダーズハウスはこういうのがあるから良いな。
ちなみに、縄文杉が世界遺産に登録されていないことを初めて知った。。。

明日は種子島だ!


第10日目 (8/13)
屋久島~種子島
詳細 走行距離 149km, 累計距離 1,995km

二度寝。。予定より1時間遅れて起きる。
急いで身支度をし、出発準備完了!
とまり木の美女3人と集合写真を取ってもらう。他の人はギャラリー。
雨が降っていたのに、ほんとありがとうございます。

土産屋に行くも、手持ちが少なくお土産を全部買うとフェリー代がなくなりそう。
店員にATMの位置と時間を確認してから購入するも、教えてもらった時間が違った。。。
8:30が8:45だった。これじゃ乗船に間に合わないかも・・・。
幸い財布に5千円残っており、種子島までのフェリー2,360円が安かったので助かった。
金欠でフェリー見逃すとかまじありえへんから・・・危なかった。

種子島の島間港にはこっくりしてる間にすぐ着き、当初予定していた西之表港に比べて早々に到着。
港の側で種子島紫芋丸ボーロ105円を購入。

門倉岬から見える海岸線はきれいだが、他は特に大したことない。

ドラムエルタン号漂着地は碑があるだけで、他は特にない。


(漂着者のマネをしてみる)

宝満の池は奥に見える岩肌が綺麗だが、全体的にいまいち。

宝満神社は木々が少し生い茂る中にあるも、それ以外はいたって普通。
赤米館は昔の稲作道具が展示されており、赤米のサンプルもあった。たしかに珍しい。

宇宙センターは、模型と映像をミックスさせた演出があり、楽しめた。
エンジンの展示もあったが、ごちゃごちゃしていて何が何だか・・・。
じっくり見れば半日は潰せそうだ。
宇宙食が販売されていたので大学いも525円を購入してみた。
完全に乾燥していてパサパサだが、味は確かに大学いも。

    

千座の岩屋に着いた頃が干潮だったのか分からないが、少し中まで入ることができた。
複数の洞窟が内側でつながっており、なかなかワクワクする。

    

大ソテツは確かに大きかったが、枝が折れないようにか支柱で複数箇所を支えていた。
少しガッカリ。。

犬城海岸の景観は確かに変わっており、面白い形状の岩肌が見られた。
洞窟も大きく迫力がある。
ただし海岸までの路面がひどく、オンロードバイクには結構大変。

    

龍岩を見たときはちょうど夕日になりかけてたときで、少しきれい。

みそ野菜ラーメン700円は麺が少し固めで美味しい。
大根?のスライスの前菜も付いてきた。

浦田キャンプ場1,000円はサークルの集まりか何か知らないが、結構賑やか。
チューゥ!チューゥ!みたいな感じ。
星がとても綺麗だ。


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